労れマイハート、労れマイボディ

あっちこっちに愛があふれてる

海鮮居酒屋で号泣した話


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こんばんは、エムです。

2回目のブログ更新!(ドンドンパフパフ)

今回は日記のようなものを書こうと思う。


昨日、高校時代からの親友と植物園に行ってきた。

ピクニックをしよう。 お弁当ではなくて、あえてデパ地下でいろいろ買って食べようと提案してくれたのは、わたしがぶっ倒れそうな気持ちでまだ働いている時だったかな。

当日、デパ地下で山のように食べ物を買い、いざ植物園へ。

天気は晴れ時々曇りといった予報だったのに、着いてご飯を食べる時間だけぱらぱらと小雨が降っていて(しかもだいぶ寒い)、若干低めのテンションで場所探し。

屋根付きの広いベンチ(?)にレジャーシートを敷き、きらきらした食べ物を広げ、池の鴨を見ながらよく食べた。

わたしたちはたいへん大食いなので、ノリのいいお兄さんに勧められた唐揚げ、優しいお姉さんが2パック入れてくれたタルタルソースをかけまくった小海老のフライ、ミニサラダ9種盛り合わせ、551の焼きシュウマイ、おにぎりを平らげた。

こうやって文字に起こすと、明らかに食べ過ぎなのがよくわかる…ちなみに夜もあんまりお腹は空かなかったので、確実に買いすぎたよね。


雨はほぼほぼ止み、温室で毒々しいほど鮮やかな花、天井を突き破りそうなほど大きい木を見た。

最初に載せた写真はわたしが撮ったもので、球根ベゴニアというお花。

種類が山ほどあって、同じベゴニアなのにどれもまったく違う花に見えておもしろかった。

チューリップもたくさんで、あとは諦めていた桜がけっこう咲いていたのが嬉しかった。

枝垂れ桜、本当に美しい。桜を見るたび、日本に桜があってよかったなあと感嘆のため息を吐く。


十分すぎるほど植物園を堪能し、街へ戻り、とりあえずカフェへ。

寒いからホットが飲みたいと言いながら、おそらく味の濃い昼食で喉が乾きすぎていたため、アイスを頼む始末。

そこで急に親友が、「今日手紙書いてきてん。読んでもいい?音読するわ」と言い出し、えっ手紙?しかも今音読?とあせるエム。

涙腺が激弱のわたし、こんなところで読まれたら確実に泣くことはわかっていたため、持って帰ってひとりで読ませて欲しいと懇願した。

でも音読したい、じゃあとりあえず今は辞めて、夜ご飯を食べるときに読むとのこと。

それなら個室がいいね、どうせ我々はよく喋って笑うからうるさいし…ということで、個室を検索し、ちまちま食べられそうな海鮮居酒屋に決定。

その海鮮居酒屋がかなりよかった。

完全個室で、コスパがいいのに美味しい。

こういうところのお刺身、だいたい冷たくて、いかにも「今解凍しました」感がいただけないのだけど、このお店のお刺身はいい温度で柔らかく、甘い!

マグロ、この店で飼ってるんじゃないの?

他のお料理もおいしく、あ〜幸せだと食べ終えた頃、「じゃあ手紙読むわ」と…。

個室とはいえ、多分号泣するだろうなとわかっていたし、やはり人前で泣くのは恥ずかしさもあるので、ウーンとしぶったのだけど、仕事頑張ってたから、だから読みたいねんという彼女の強い意志に負けて読み聞かせてもらった。


結果、お互い大号泣。


親友は「エムちゃんへ。…うっ、もう泣けてきた」と早くも涙目になり、そんなん今からわたしどうなるねんとツッコミながら聞いていたのだけど、びっくりするほどアイメイクが落ち、嗚咽を漏らしながら泣いた。

人前であんなに泣くのは久しぶりだった。

正直恥ずかしかったけど、なにより彼女も泣きながらわたしへの思いを伝えてくれて本当に嬉しかったし、多分人に手紙を読んでもらうのって、最初で最後の気がした。(あとは結婚できたら結婚式だな…)


わたしが前職を必死に頑張っていたこと。

周りの人はきっとたったの4ヶ月で辞めたと言うだろうけど、わたしがどんな思いでその4ヶ月働いたのか彼女は知っていて、わたしが前職で受けた扱いを彼女は泣いて悔しがってくれて、よく頑張ったね、よく生きて帰ってきたねと何回も言ってくれて、涙が止まらなかった。

正直これを打っている今もボロボロ泣いている。よく本とかドラマで聞くありふれた言葉だけど、人間の涙って本当に枯れないんだね。


今年で9年の付き合い、誰よりもわたしを理解してくれている友人で、だからこその手紙。

わたしは人に言えない、言いたくない、そして生涯つきまとう悩みをいくつか抱えているので、あんまり長くは生きたくないなって、実は思っている。

だからといって別に死にたくないけど、地球がサラッと滅亡しないかな〜と考える日もある。

親友はわたしの悩みのいくつかを知っていて、そして彼女もたいへんな悩みをいくつも抱えていて、お互い馬鹿みたいに笑って漫才みたいなやりとりをするくせに、わりと根は馬鹿まじめで、そして疲れ切っているんだよね。

だからこそわたしたちは人前でよく笑うし、笑わせようとするし、元気でいようとするんじゃないかな。もちろん楽しいから笑うのだけど。少なくともわたしは。


親友のことはよくわかるし、楽しいし、大切だし、一生の付き合いにしたいね。

海鮮居酒屋で20歳をとうに超えた女2人が大号泣したこの日を、そしてこの手紙を、わたしは絶対忘れない。一生の宝物。

手紙の返事はちゃんと手紙で返すね、と言ったのに、返事みたいなブログを書いてしまったなあと少し後悔している。

でも書きたいことはもっとたくさんあるから、彼女への返事はちゃんと手紙で書く。

とりあえず次街に出たときは、かわいい便箋を買おうと思う。



エム